ビタミンB群

ビタミンB群の特徴と効果

ビタミンB群は、ビタミンB 1、ビタミンB 2、ビタミンB 6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などを総称してビタミンB群と呼びます。ビタミンB群は、生きていくためには必要不可欠な栄養素です。ビタミンBは、お互い助け合いながら働く特徴があるので、どれかひとつだけでは効果は発揮できません。ですから、複合体のビタミンB群を摂取することが大切です。ビタミンBはたくさんの食品に含まれているので、1日の摂取量を摂れていると思われがちですが、実際はかなりの数の潜在性欠乏者が存在すると考えられているのです。 ビタミンBの主な働きをまとめました。

ビタミンB1

  • 糖質をエネルギーに変える
  • アルコールの分解
  • 脳の働きを良くする

ビタミンB2

  • 脂質をエネルギーに変える
  • 脳と肝臓の働きに関与する
  • 皮膚や粘膜の成長促進

ナイアシン

  • 脂質や糖質の分解
  • 皮膚や粘膜の炎症を防ぐ

ビタミンB12+葉酸

  • タンパク質の代謝に関与する
  • 脳の発育を助ける
  • ヘモグロビンや赤血球の合成造血作用
  • 神経を守る

ビタミンB群の一部の働きをまとめましたが、ビタミンB群は身体を作るうえで必要不可欠な成分であることが理解できたと思います。

ビタミンB群が不足すると、肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退、集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症、脚気、神経系の障害、記憶減退、便秘、下痢、異常興奮、悪性貧血、胎児・乳幼児の成長不良、学習能力の低下、舌の異常脱毛、白髪、うつ、無気力、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、などを起してしまう可能性があります。

高齢者が、ビタミンB1欠乏を起こしたらどうなるか?という論文があったのでご紹介します。

高齢者のビタミンB1欠乏

ビタミンBLの欠乏状態では、一般的に多発神経炎(polyneuropathy、PN)すなわち脚気(beriberi、BB)、およびウェルニッケ脳症(Wernickeencephalopathy、WE)が発症する。これは高齢者においても同様に発症し特殊なものではない。BBでの循環器症状としては、末梢血管の拡張による高心拍出量、水とNaの貯留による浮腫、両心不全をきたし、劇症型では急速に心筋虚脱に陥ることもある(衝心BB)。神経症状としては、四肢末梢優位の対称性の感覚・運動神経障害と腱反射消失を特徴とし、自律神経系の機能障害も認められることがある。病理学的にはワーラー変性を伴う軸索の変性所見が主である。WEの症状は意識障害、眼球運動障害、失調性歩行が三大症状であり、病理学的には、第三脳室、中脳水道、第四脳室周囲の灰白質と、乳頭体がおかされる。後遺症としてコルサコフ(Korsakoff)症候群が出現することがあり、責任病巣は視床の背内側核と言われている。

出典:『高齢者とB群ビタミン』  福井大学 医学部 第二内科
https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/80/1/80_KJ00004407377/_pdf

ビタミンB1が欠乏すると、このような重篤な病気を起こしてしまうことがあるようです。では、どうしたらビタミンB群をより効果的に摂取できるのでしょうか?

ビタミンB群をより効果的に摂取するには?

ビタミンB群を多く含む食品はたくさんありますが、その中でも、酵母やレバー、未精製の穀物、肉、魚などに多く含まれています。特に、ビタミンB2は卵や卵巣などにも多く含まれているので、たらこやイクラ、辛子明太子などにも豊富に含まれています。肉類も全体的にビタミンB2が多く含まれています。普段口にする食品のほとんどにビタミンは含まれていますが、前述した通りビタミンは複合体で摂らなければその効果は発揮できません。この食品にはどんなビタミンが含まれているのか?という点にも注意しながら、毎日の食事でビタミンを摂取していきましょう。

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