サポニン

このページでは「サポニン」がもたらす、血糖値の上昇予防や抑制効果について解説していきます。

サポニンとは何か?血糖値への効果は?

サポニンとは、植物の根や葉、茎などに含まれていて、苦味やえぐみの元となっている成分の総称。体内で血栓を作る原因となる過酸化脂質の生成を抑えたり、コレステロールを除去したりする働きが特徴です。漢方薬などで、咳や痰を和らげるものとしても用いられています。

水に溶けると石鹸のような泡を出し、殺菌や抗菌作用があるため、天然由来の界面活性剤(洗剤)として使用されているケースもあります。ちなみにラテン語で石鹸のことを「サポ」といい、通り泡を出す性質からサポニンと名づけられたそうです。

サポニンの特徴と効果

由来となる植物によって性質が異なる、サポニン。なかには、人間にとって有害なものもあるとされていますので注意が必要です。大豆、高麗人参、田七人参などは健康的効果が高いと言われています。

サポニンは、血液に直接作用することで効果が出るのが大きな特徴。そのひとつが、血液中の悪玉コレステロールの値を下げる効果です。

血管の内側に悪玉コレステロールが付着・堆積してしまうことを防ぎます。その結果、脳梗塞や動脈硬化の予防効果を発揮。血栓を予防してくれる効果もあり、サラサラ血液を実現してくれます。

そしてもうひとつが、血糖値上昇を予防する効果です。腸内で糖が吸収されるのを抑制し、吸収された糖が脂肪と結びついたり、脂肪そのものが堆積したりするのを防ぐ効果もあるとされています。

血糖値に対する効果

サポニンが持っている血糖値改善効果について更に詳しくご紹介します。サポニンが持っている血糖値を抑える代表的な効果は、血液に作用するものです。

例えば、こちらの論文でもサポニンが持っている血糖値抑制効果について紹介されています。

【引用】以上の結果,糖負荷モデルにおいて血糖値上昇抑制作用を示す薬用食物およびそのサポニン成分は,胃から空腸への糖類の移動遅延(胃排出能抑制)と小腸でのグルコースの吸収阻害によって作用発現し,小腸運動の亢進にも関与していることが判明した.このような作用機作で, サポニンが食後の急激な血糖値の上昇(過血糖状態)を抑制することによって,糖尿病の予防効果を発揮することが判明した.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/40/3/40_3_172/_pdf

サポニンが含まれている代表的なものといえば高麗人参ですが、日本人にとってはあまり身近な食材とはいえません。ですが、血糖値を下げる働きを持ったサプリメントや健康食品の中には高麗人参を配合しているものも多いですよね。これは高麗人参に含まれているサポニンが血糖値に働きかけるからだといえるでしょう。

サポニンは体内に入るとインスリンと似たような働きをすることで知られています。インスリンといえば、血糖値を下げるのに欠かせない役割を持っていますよね。

しかし、普段からたくさん食べる癖がついている方や、糖尿病になっている方はインスリンが十分に働かず、血液の中に糖が溢れた状態になることがあります。

インスリンは膵臓から分泌されることもあり、膵臓が疲れていると十分な量のインスリンが分泌されなくなってしまうのですが、そういった場合にもインスリンと似たような働きをするサポニンは血糖値を抑えるのに役立ってくれるでしょう。

血液状態の改善にも効果的

サポニンは血液に働きかける効果が大きい成分としても知られています。サラサラの血液を作る働きがあるとご紹介しましたが、この働きは見逃せません。

血糖値が高い状態になると血液はドロドロしてしまうのですが、ドロドロの血液は血管が詰まりやすくなります。

ドロドロの血液ではうまく体の隅々までに酸素や栄養を届けることができず、動脈硬化を引き起こしてしまうことがあるのですが、こういった深刻な病気の予防にも役立ってくれるでしょう。

高血糖が原因で発生するトラブルの中には、血液がドロドロであったために発生しているものもたくさんあります。動脈硬化の場合も悪化すると心筋梗塞や脳梗塞などに繋がる恐れもあり、軽視できるものではないでしょう。

しかし、血液の状態は目で見てわかるものではないため、血糖値の状態が悪い方の中には合併症のリスクがかなり高くなっているものの、それに気づけていない方も多いのです。

まだ糖尿病と診断されていなかったとしても血糖値が高い状態が続いているのであれば、糖尿病になった際に発症するリスクが高い合併症の危険性もあります。

サポニンは血液のめぐりをサポートするために血管の詰まりを防ぐ働きも持っているため、成分をしっかり取り入れ、サラサラの血液を目指してみましょう。

血糖値が高いということは、血液の状態が健康な状態ではないことを意味しています。血液は私達の全身をめぐっている大切なものなので、これが健康でなければ様々な悪影響があることは容易に想像がつくでしょう。

ですが、血液の状態を改善させるためといっても具体的に何を行えば良いのかわからず、悩んでいる方も多いはず。サポニンは血液を健康にするために役立ってくる成分なので、不足しないように心がけなければなりません。

毎日の食生活などで気を付けなければならないことがあると改善が難しいかもしれませんが、サプリメントの中には効率的にサポニンを取り入れられるものがあるので、そういったものを役立ててみてくださいね。

より効果的に摂取するには?

サポニンは血糖値抑制の効果が望めますが、一般人の方が大豆の根や茎からサポニンを抽出するのは現実的には不可能です。高麗人参や田七人参であれば直接食べることは可能ですが、毎日の食事で必ず摂るというのも現実的ではありません。

そこでおすすめなのが、血糖値改善サプリメント。気軽に摂取できるので、長く飲み続けることができます。ぜひ検討してみてください。

サポニンを含むサプリメント

白井田七

サポニンを含んでいる代表的な食品といえば高麗人参が挙げられるとご紹介しましたが、こちらの商品には高麗人参ではなく、田七人参と呼ばれるものが使われています。実はこの田七人参は収穫までに3~7年もかかる非常に貴重なもので、中国では別名で「金不換」と呼ばれていました。

つまり、お金に換えられないほど価値が高いものだということ。そんな白井田七と高麗人参を比較したところなんと7倍ものサポニンが含まれていることがわかったのです。

サポニンにこだわってサプリメント選びをしようと思っている方からしたら見逃せない商品だといえるでしょう。ただ、成分が強いのならばそれだけ苦味もあるのでは…と不安になるかもしれません。

しかし、サプリメントということもありほとんど味を気にすることなく飲めるのが魅力です。気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。

確かにサポニンには血糖値を下げる効果は認められているものの、糖尿病について考えた際に重要なヘモグロビンA1cについては高い効果は期待できません。そのため、サポニンを含んでいるサプリメントだけにこだわるのではなく、その他の血糖値に働きかける成分を含んだサプリメントもチェックしてみましょう。

こちらのページでは血糖値に効果のあるサプリメントを比較してご紹介しています。
http://www.bloodsugar-lower.com/#con2

医師の澤田さん

監修/東京警察病院 医師・澤田彰史

「120歳まで美しく健康に!」をモットーに、東京警察病院以外にも、幅広く医療に従事。高血糖の改善や、糖質制限ダイエット等のコラムも多く執筆し、自らも-14kgの減量に成功。アンチエイジングの専門家として、日テレ『世界一受けたい授業!』、フジテレビ『その原因Xにあり』など、テレビ番組でも活躍中。

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