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血糖値の正常値とは?

このページでは、血糖値の計測方法とそれぞれの正常値について、詳しく解説しています。

健康診断の血糖値は正常!…安心するのは早いです

血糖値の検査には、いくつかの方法があります。本来の値は、それらの複数の値で判断しなければ、わかりません。

そのため、1つの健康診断で検査された血糖値が正常だったとしても、それだけで安心してしまうのは危険です。

ここでは、検査ごとの標準値を確認していきましょう。

空腹時血糖値検査

9時間絶食した状態で行う検査。健康診断などで多く行われていて、お馴染みの検査方法です。

正常値:110mg/DL未満

日本糖尿病学会が定めた基準によると、80〜110mg/DLが優、110〜130mg/DLが良、130〜160mg/DLが可、160mg/DL以上が不可となっています。

しかし実際には、126mg/DL以上あれば、糖尿病の疑いがあると診断されてしまうのだとか。

75gOGTT2時間値検査

75gのブドウ糖を摂取して、血糖値を計測する方法。いわゆる「食後血糖値」と呼ばれているものが、この検査で得られる値です。

正常値:140mg/DL未満

日本糖尿病学会が定めた基準によると、80〜140mg/DLが優、140〜180mg/DLが良、180〜220mg/DLが可、220mg/DLが不可。

医療機関では200mg/DL以上で、注意を呼びかけるところがほとんどです。

随時血糖値検査

特に食事とは関係のないタイミングで、血糖値を計測するものです。

正常値:70~139mg/DL

日本糖尿病学会による細かい分類はされておりません。200mg/DL以上あると、注意が必要と言われています。

ヘモグロビンA1c (HbA1c)検査

血中のヘモグロビンとブドウ糖が結合した、タンパク質の値を測定する検査です。このタンパク質には、一度結合すると120日間解けない性質があるため、過去30〜60日間の平均血糖値を調べられるのが特徴。

これまでに紹介した検査で「正常」と診断されても、この検査で数値が高ければ「その日はたまたま数値が低かった」と判断されるほど、重要視されている検査です。

正常値:4.6~6.2%

日本糖尿病学会による基準値は、6.2%未満が優、6.2〜6.9%が良、6.9〜8.4%が可、8.4%以上が不可。6.5%以上だと、糖尿病の疑いがあります。

HbA1c値が不可かつ、上記3つのいずれかの検査で不可となった場合は、すぐに糖尿病と診断されるので、覚えておきましょう

血糖値が正常値な人の割合~年代別~

血糖値の正常値は、年代によって微妙に異なります。健康診断の時に診断結果をお医者さんが教えてくれますが、予め自分で知っておくと原因と対策を練りやすくなります。

そんな血糖値の正常値と、血糖値が高い場合に考えられる原因について見ていきましょう。

30代

正常血糖値

男性96(空腹時) 30代男性の89%が正常値

女性95(空腹時) 30代女性の91%が正常値

高い場合に考えられる原因

30代の場合、両親からの遺伝が主な原因となります。両親のどちらか、あるいは両親とも糖尿病だった場合、糖尿病になるリスクは飛躍的に伸びてしまいます。これは防ぐことができないため、糖尿病にならないようにより節制を考える必要があります

ライスは大盛りではなく、並盛りに、ファーストフードは食べすぎず、間食も控えめにして運動をするだけでリスクは大幅に下がります。

40代

正常血糖値

男性 100(空腹時) 40代男性の86%が正常値

女性 100(空腹時) 40代女性の86%が正常値

高い場合に考えられる原因

この年代になると内臓機能も衰え始めるため、糖尿病のリスクは大きく上がります。

特にこの年代は仕事での付き合いによるお酒が増えてしまい、仕事が忙しくなることによる運動不足によって血糖値が高くなりがちです。

対策としては、休日に適度な運動をしたり、普段の食事は炭水化物を少なめに摂ったりするなどの対策を取りましょう。健康的に過ごすことで体の機能を維持し続けることができますよ。

50代

正常血糖値

男性 106(空腹時) 50代男性の81%が正常値

女性 104(空腹時) 50代女性の80%が正常値

高い場合に考えられる原因

仕事によるストレスや疲労がピークに達しやすい年代です。この頃になると疲れやストレスが原因で正常値を超える人が増え始め、糖尿病になるリスクが40代よりも高くなっているのがわかります。

この年代になると、遺伝も関係しますが何よりストレスと運動不足が主な原因になり始めます。疲れていても運動や食事など管理をきちんと意識しましょう。

病院でのこまめな検査も健康維持に役立ちます。

60代

正常血糖値

男性 112(空腹時) 60代男性の68%が正常値

女性 112(空腹時) 60代女性の66%が正常値

高い場合に考えられる原因

定年を迎えたこともあり、ストレスを感じることはほぼなくなったはずなのに、なぜか大幅に糖尿病になる人が増え始めます。その理由は、空き時間が増えすぎた結果間食が増え、体の衰えから運動不足になり、さらに無意識の内に悩んでしまう老後や親の世話などがストレスとなってのしかかってくるからです。

予防策としては、30代40代の頃から運動する習慣をつけたり、気の合う仲間を作って度々集まり交流を深めたりすれば予防につながります。この頃になると、若い頃の積み重ねが健康に直結するため、まだ60代になっていない人は将来を考えて対策を練っておきましょう。

70代

正常血糖値

男性 112(空腹時) 60代男性の61%が正常値

女性 118(空腹時) 60代女性の52%が正常値

高い場合に考えられる原因

こちらも60代のケースと同じく、暇な時間につい間食したり、運動の習慣がないため運動不足に陥りがちだったりするのが原因です。

この時期になると運動をしているかしていないかで体の衰え具合も大きく変化します。運動の習慣がない場合は、外に出て軽く散歩をするだけでもだいぶ違うのでぜひ実践を!

複数の検査を受けて判断するのが大切!

このように、血糖値の検査というものは、ひとつではありません。

ひとつの検査で「優」ならばあまり心配はいりませんが、それでも油断は大敵。例えば、食後すぐに血糖値が上昇する「隠れ糖尿病」だと、空腹時の血糖値は正常値が出ます。

病気を早期発見するためにも、複数の検査を行ない、総合的に判断するよう心がけましょう。とくに運動不足気味の方や、食べ過ぎてしまう方は要注意です。

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