HOME » 高めの血糖値との上手な付き合い方 » 気をつけるべき症状

気をつけるべき症状

このページでは、血糖値が高いと引き起こされる症状、ならびに糖尿病へ悪化することで起きる症状についてご紹介していきます。

血糖値が高いことで引き起こされる症状とは?

血糖値は、9時間絶食した状態で行う空腹時血糖値検査において、健康状態が良い人の場合は110mg/DL程度、食事の直後でも140mg/DL程度です。一方で、要注意な数値である、200mg/DL前後。自覚症状はまだ現れませんが、血糖値の検査は早期発見・早期対策の観点からも重要になってきます。

血糖値の数値が300~400mg/DL前後となると、のどが非常に渇きやすくなって水分を欲するようになったり、尿の量や頻度が増えたりする症状が。また、疲れやすさを感じるようにもなってきます。

そして500mg/DL以上となってしまうと、吐き気や嘔吐、意識が遠のく、昏睡状態になるといった深刻な症状が現れます。さらには、いわゆる糖尿病の合併症として、以下のような症状にも見舞われることになります。

神経障害

手足の痛みや痺れ、感覚が鈍るといった症状に加え、下痢や便秘、発汗過多、排尿障害、勃起障害などが起こるようになります。

神経障害と糖尿病になんの関係があるのかというと、血中のブドウ糖が大きく関係しています。高血糖の状態だと、血中の余分なブドウ糖が神経細胞に悪影響を及ぼし細胞のメカニズムが狂ってしまうのです。その結果ソルビトールという物資が分泌され、神経にダメージを与えてしまいます。

他にも、血糖値が高いことで血流が悪くなり、細い血管の血流が悪くなって十分な栄養と酸素が末端まで行き渡らなくなるのも神経障害の原因です。

予防方法としては、運動によるエネルギー消費が最も確実です。

腎機能低下

腎臓の体内の老廃物を濾過して、体外に排出する働きが低下。悪化すると、老廃物を血液から人工的に取り出す透析治療をしなければならなくなります。

腎機能低下で最も恐ろしいのは、一度破壊された腎臓は、決して元の状態に戻らないということです。軽度のダメージなら修復しますが、一定以上のダメージを受けた腎臓は再生せず、まともに機能しなくなってしまいます。

糖尿病によって体調に様々な悪影響が出るのが、この腎機能が低下していることが原因として挙げられます。よって、糖尿病のリスクをできるだけ下げたいのであれば腎臓の健康状態は絶対に見落としてはいけません。

予防方法としては、腎臓に良いものを摂取し、腎機能を高めることです。

脳卒中

脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血の総称。高血糖によって、脳の血管が詰まったり、血管が狭くなったりすることで、脳梗塞の発祥リスクが高まり、さらには脳機能がダメージを受け、死に至る場合も

神経障害の項目で説明したように、血中のブドウ糖が多いと、人の血流は著しく悪化してしまいます。その結果、脳の細かい血管の血流が悪くなってしまします。

脳は人の動きを司る重要な部位であり、ちょっとした異常でも様々な障害を引き起こしてしまいます。特に小さな血管の血流が悪くなると「隠れ脳梗塞」といってほとんど自覚症状が現れず、緩やかに症状が悪化していきます。

予防方法としては、脳ドックに通い、脳の健康状態をチェックしたり、健康診断で血糖値の確認をすることです。

動脈硬化

血液中のブドウ糖の濃度が高くなることで、全身の動脈が硬くなったり詰まったりする症状。血流が悪くなるだけでなく、脳卒中や動脈瘤、心臓病といったより深刻で重篤な症状を引き起こすことになります。

他にも、活性酸素が動脈硬化を促進させています。血管の内幕を構成しているタンパク質とブドウ糖が付着することにより活性酸素が発生し、過剰発生した活性酸素が細胞に攻撃をするため、血管が炎症を起こし、劣化してしまうというのが原因です。

さらに、その炎症を治すために白血球がマクロファージを分泌し、そのマクロファージによって脂肪物質が発生し、動脈硬化を促進させてしまうのです。

予防策は、やはり運動と節度のある食事が最も重要です。また、体内の活性酸素を除去する効果のある食べ物を食べるのも効果が期待できます。

放置すると深刻な症状になるケースも

血糖値が高い状態を放置することは、深刻な病状を招き、時には死に至る場合もありえます。それゆえに、血糖値が高い方は、決して甘く考えることなく、ケアやコントロールが重要だと認識するようにしましょう。

決定版!血糖値に効果のあるサプリメント徹底比較 詳しく見る